新生活へのストレス対策「カフェインリセット」とは?
どうも!KaiToです!!
この「ストレス対策シリーズ」では、
鬱病、パニック障害を経験した私が、学生時代をどのようにして乗り越えたか、
ストレス過多な社会でどのようにストレス対策をするべきか、
数多くあるストレス解消法の中で、実際に試してみたものを紹介させていただきます。
ということで、今回は【ストレス対策シリーズ7】です!
目次
皆さんは「カフェインリセット」というものをご存じでしょうか?
これはカフェイン断食をすることによって不安や焦りを減らすという、
ストレス対策です。
私はここ数日この「カフェインリセット」を行っていたのでその感想を書いていきたいと思います!
なぜ「カフェインリセット」を始めたのか
最近どうも不安からくるストレスや焦燥感、動悸に悩まされていまして、
おそらく、新しい社会人生活が始まることへの不安であったり、
この数ヶ月で脱毛、ジムに入会、株式投資、投資信託と新しく始めたことが多かったり、(本来はあまり行動力がある方ではないので)
さらにお金の不安も重なったこと(給料が5月にならないと貰えない、定期代など初期費用がもろもろかかる)
が原因なのかなと思っています。
普段であれば、有酸素運動をしてストレス発散をするところなのですが、
最近、足底腱膜炎になってしまい踵を痛めてしまったため、
まったく運動ができなかったんですよね。
運動どころか歩くこともできないくらいの痛みで、
自分の身体が思うように動かせないことに対するストレスもありました(笑)
ということで、運動以外の「ストレス発散法」を
鈴木祐さんの書籍から探していたのですけど、
ふと目に入ったのがこの「カフェインリセット」だったので、実践してみようという感じで始めました。
ちなみにこちらの本です↓
「カフェインリセット」とは?
シャッキっとしたいときの定番と言えばコーヒーです。
私も毎日3杯はコーヒーを飲んでいます。
しかし、意外と知られていないのが、自分を元気にしてくれるはずのコーヒーが、実はストレスの原因になっているかもしれないという点です。
カフェインで脳が逆に疲れる理由
その理由は、コーヒーに含まれるカフェインにあります。
まずは、カフェインによって元気になる理由を見ていきましょう。
要するに、カフェインは脳の疲労センサーに張り付き、
一時的に疲れをブロックしてくれるわけです。
ところが、どんなに優秀な薬でも使いすぎれば効果が薄れていくように、
カフェインの効果にもやがて限界が来ます。
毎日のように大量のカフェインを摂取していると、少しずつ脳が疲労センサーを増やしていくからです。
これは近年カフェイン研究で明らかになった事実で、
一旦脳のセンサーが増えると、いくらカフェインを飲んでも意味が無くなります。
それどころか無闇にセンサーが増えたせいで、以前よりも疲労物質の効き目が強くなり、あとはひたすら脳が疲れていくのです。
カフェインの悪影響をリセット
この問題を解決するには、いったんカフェインをリセットするしかありません。
2010年のリスボン大学が行った研究では、
脳の疲労レセプターが復旧するまでの時間は7~12日間。
この間は、カフェインが入った飲み物は全て断ち、
水や麦茶などカフェインが入っていない飲み物だけを口にするようにします。
コーヒーやココア、緑茶、紅茶、ウーロン茶はもちろんダメです。
本書には載っていませんがチョコにもカフェインが入っているので控えたほうが無難でしょう。
実際にやってみた感想
私のように毎日のカフェインが日課になっている場合は、
最初の3日間くらいは禁断症状がでます。
私の場合は、始めた初日は強烈な眠気が1日中続き、軽い頭痛もありました。
眠気は初日だけだったのですが、頭痛は3~4日続きました。
しかし、ここでカフェインを摂ってしまったら意味がないので、続けましょう。
日にちが経過していくうちに徐々にさわやかな気分に変わっていきます。
実際に、最近悩まされていた新社会人への不安や焦燥感はかなり無くなりました。
カフェインリセットを始めて5日経ちましたが、
不安や焦燥感は8割減といったところでしょうか。
動悸もほとんどなくなり、今まで通りの生活に戻りつつあります。
最低でも7日は続けるつもりですが、5日でも十分に効果を感じてます。
ただし、私のように「カフェインリセット」が効く人もいますが、効かない人もいます。
その違いを見ていきましょう。
カフェインリセットが効く人効かない人
カフェインリセットの効果は人によって異なります。
カフェインの作用は遺伝の影響が大きく、生まれつき全く悪影響が出ない人もいます。
ハーバード公衆衛生大学院の研究によれば、
カフェインの強さは、個人によって次のように変わります。
- 高カフェイン感受性:1日100mg以下のカフェイン(コーヒー1~1.5杯)でも、不眠や焦り、心拍数の上昇などが起きる
- 中カフェイン感受性:1日200mg~400mgまでのカフェイン(コーヒー2~3杯)なら副作用が起きない。大多数の人はここに含まれるため、多くのガイドラインでは、1日のカフェイン量を300mgに設定しています。
- 低カフェイン感受性:1日に500mg以上のカフェイン(コーヒー5杯以上)でも何も起きない。寝る前にコーヒーを飲んでもぐっすり眠れるレベルで、全人口の10%ぐらいがここに入ります。
つまり1日1本のコーヒー缶で悪影響が出る人もいれば、1Lをがぶ飲みしても問題ない人もいます。
もし高カフェイン感受性の疑いがあるようなら、ぜひ試してみてください。
まとめ
元々不安を感じやすい体質であったのですが、ここ数年は強靭なメンタル状態だったので、
調子に乗って色々始めすぎました、、、
運動ができればまた違ったのかもしれませんが、
運動以外のストレス対策として私の場合「カフェインリセット」が使えるということを学べたのは大きいです。
カフェイン摂取をやめたおかげで、新生活への不安もかなり軽減されました。
生まれつきカフェインに弱い体質の人は、1週間から12日間のカフェイン断食を試してみてはいかがでしょうか。
またこのストレス解消法以外にも99個のストレス発散テクニックが紹介されているので、よかったら読んでみてください↓
今回はこのへんで!!
ではまた!!