【1株購入OK】米国投資のメリット・デメリット
どうも!KaiToです!!
今回は、まったくの投資初心者である私が、
投資を始めるにあたって、本から学んだことを紹介していきたいと思います。
ということで、今回は【投資初心者におすすめの本シリーズ③】です!
目次
はじめに
今回紹介する本は「お金が増える米国株 超楽ちん投資術」です。
本書は米国株ブロガーとして有名な「たぱぞう」さん初の著書です。
たぱぞうさんは「たぱぞうの米国株投資」というブログを毎日更新されており、
日頃から有益な情報を常に発信してくれています。
ブロガーが書いた本というだけあって内容が簡潔にまとめられていて、
非常に読みやすかったです。
この本はどんな人におすすめ?
- 米国株って日本株と何が違うの?
- 米国株ってどこで買えるの?
- 米国株を買うメリット、デメリットは?
株を始めようと思っている方は、日本株ですら購入するのに勇気がいるのに、
いきなり米国株を買うのは不安!
と思われる方も多いと思います。私がそうでした。
ですが、日本株を買う以上に米国株を買った方がメリットが大きい場合はどうでしょうか?
メリットが大きい株を買った方がいいかな?と思いますよね。
そんなわけで、今回は米国株を購入するメリット、デメリットを書いていきたいと思います。
※株式投資についての基礎的なポイントをこちらの記事にまとめてあるのでよかったらどうぞ↓
米国株の魅力
- 人口が増加しており、消費成長国である
- 投資に見合った法整備がされている
1.人口増加
株価上昇のためには人口が増加しているかどうかも大事ですよね。
人口が増加していれば消費が拡大するわけですから。
実際に人口が増え続けている米国のS&P500チャートはきれいな右肩上がりをしているのに対し、
日本のTOPIXチャートを見てみると、
史上最高値をつけたのが1998年の12月とバブルの時まで遡ります。
人口は今後も増加
出生率は決して高くはないですが、米国の人口は増え続けています。
2030年には人口3.5憶人、
2050年には3.8憶人を超えると見込まれています。
人口が増えれば、衣食住をはじめとするモノ需要が高まり、消費活動が盛んに。
若年労働力が確保できるため、労働生産力が維持され向上します。
そのことからも、今後も長期的にわたって米国経済は堅調に推移すると考えられます。
2.投資に合った法整備
米国では、経済成長とともに株価指数が上昇しています。
それは、米国の株式市場が株式指数を伸ばすような仕組みづくりをしているからです。
上場する際には取引所が定める厳しい上場基準をクリアする必要があり、
上場した後も、基準から外れれば上場廃止となります。
上場を維持するため、企業は必至で利益を生み出そうとし、それによって株式市場には成長性の高い銘柄だけが集まることになり、自ずと株価指数は上がるというわけです。
それに対して、日本では、
上場基準こそ厳しいものの、よほどの不祥事でもなければ退場にはなりません。
そのため、東証一部企業は増え続けており、今や圧倒的に企業数が多いのが東証一部となっています。
米国では成果を出さない経営者は即交代
米国では投資家の目が厳しく、経営者の評価の仕組みが日本とは大きく異なります。
日本では大きな不祥事がない限りは経営者が退場させられることはそうありませんが、
米国では経営上の成果が出せなければ経営者は交代ということになります。
米国の場合は経営者としての資質、能力があるプロ経営者がトップに就いていることが多いです。
株価向上は経営者にとって至上のミッション
そのため、米国企業の経営者は、ROEや営業利益率、粗利、売り上げなど、
投資家が満足する数字を達成することを強く意識しています。
一株価値、会社価値をどのように上げるかが至上のミッションと言えます。
もう一つの魅力 ITイノベーションで世界の中心
米国はイノベーションの国でもあります。
インターネットはアメリカ発祥であり、その土台であるプラットフォームは、
apple、Facebook、Amazon、Googleなど、よく知られる米国企業が握っています。
インターネットというイノベーションにより、覇権国としての米国の寿命が長くなったと言えます。
米国株のデメリット
- 為替リスク
- 配当金への税金
米国株を購入するにあたって注意したいのがこの2点です
1.為替リスク
米国株に限らず、海外への投資には「為替リスク」が伴ないます。
この場合のリスクは「危険」という意味ではなく、
上にも下にもいく「ぶれ幅」のことです。
例えば、
1ドル110円の時に投資したものが、1ドル120円にの円安になれば10円の10為替差益、
逆に1ドル100円の円高になれば10円の為替差損が生じます。
このぶれ幅の事を「為替リスク」と言います。
しかし、長期投資ならば過度に気にする必要はありません。
行き過ぎた為替はいずれ適切な水準に訂正されると考えられるからです。
2.配当金に関する課税
米国株の投資で注意したいのは、配当金に関する現地課税です。
米国株の配当金には、米国で10%源泉徴収課税がかかります。
それを引かれたうえで、さらに日本における配当課税がかかります。
米国と日本、両方で税金が引かれるということです。
具体的にどの程度不利になるのか見ていきましょう。
米国株取引の配当金の手取りは、
「配当金×0.9×0.8=0.72」で計算できます。
配当金を100万円もらったとしたら、100万×0.72で、手取りは72万円、
税率はおよそ28%です。
日本株の配当に対する税率はおよそ20%ですから、
米国株の方が8%程不利です。
ただし、この米国株での源泉徴収課税分は、
確定申告をして「外国税額控除」を受ければ、1部を取り戻すことができます。
配当課税が気になる場合は、Amazonや、Adobeなど、配当を出さずに事業再投資をしていく方針の銘柄に投資するのも手です。
配当金を出さずに再投資していく企業は、
成長性に富むケースが多く、配当より成長に軸足を置いています。
配当目的でなく、成長期待でそうした銘柄に投資するのも1つの選択になると思います。
まとめ
米国株についてのメリット、デメリットをまとめました。
日本の株も当然魅力的ですが、
外国株を持っておくとリスクが分散できる「分散投資」になりますよね。
せっかく外国株を買うなら、長期で見た場合に安定して成長をしている米国株を買うのもありだと思います。
米国株ならとりあえず試しに1株だけ購入
なんてこともできるので実践として勉強できる点も魅力です。
また、本書にはたぱぞう氏おすすめの個別銘柄や、注目株についても分析しているので、
気になる方はリンク張っておきます↓
米国株を購入する場合は、ネット証券が手軽で便利です。
私は楽天証券で口座を開設しました。
(注)投資は自己責任でお願いします。
今回はこのへんで!
ではまた!