KaiToブログ

学生時代に鬱病、パニック障害を患いながらもITコンサル(東一)に就職。メンタルがやられ、乗り越えたからこそ分かる正しいストレス対策やそこまで自分を高めてきた方法をご紹介。社会人1年目、23歳のブログ。毎週日曜更新。

【天才を超える】やり抜く力を手に入れよう

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どうも!KaiToです!!

 

この記事では私が読んできた100冊以上の本の中で、

どうすれば「自分を高める」ことができるのか、

悩んでいる皆さんにぜひ読んでいただきたい本を紹介させていただきます。

ということで、今回は【自分を高めるおすすめの本16】です!

 

目次

 

 

はじめに

今回紹介する本は「GRIT やり抜く力」です

 

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本書は、アメリカの心理学者である「アンジェラ・ダックワース」さんが書かれた本です。

 

著者である「アンジェラ・ダックワース」さんは

 

この本はどんな人におすすめ??

  • 失敗することを恐れている人
  • 天才を超えたい人
  • 自分には才能が無いと思い込んでいる人

 

何かを「やり抜く」って非常に大変なことですよね。

 

運動を継続しようとしても、いつの間にか止めちゃったり、ダイエットを始めてもなかなか続かなかったり、、、

 

こういった経験があるという方も多いのではないでしょうか?

 

運動のやり方やダイエット方法、勉強法などなど、巷には「悩みを解決する方法」が溢れかえっていますが、

 

結局、学ぶべきことって「GRIT(グリット)」やり抜く力が大事なんです。

 

どれだけ良い勉強方法を学んでも、継続することができなければ意味はありませんし、ダイエットだって続かなければすぐにリバウンドしてしまいます。

 

大事なのは「悩みを解決する方法 + GRIT 」 を身につける事。

 

本書の著者である「アンジェラ・ダックワース」さんは幼いころから父親に

「いいか、お前は天才じゃないんだぞ」

と耳にタコができるほど言われていたそうです。

 

父親は「非凡な才能」や「生まれ持った才能」にやたらこだわる人だったらしく、常に他人の能力を品定めしていたそうです。そして、我が子の頭脳がどれだけ優れているかについても並々ならぬ関心を抱いていました。

 

そんな父親の悩みの種は、我が子が天才児ではなかったこと。父の眼鏡にかなうようなアインシュタイン並みの頭脳に恵まれた子はいなかったのです。そしてそのことにひどく失望していました。

 

それから何十年もして、アンジェラさんは「マッカーサー章」というものを受賞しました。別名「天才賞」。

 

アンジェラさんはこの「天才賞」を受賞した理由についてこう述べています。

人生で何を成し遂げられるかは、「生まれ持った才能」よりも、「情熱」と「粘り強さ」によって決まる

 そして、彼女は父親にこう述べました。

「お父さん、長い目で見れば才能よりも重要なのは、「やり抜く力」なのよ」

 

本書を読むことによって、少しの失敗じゃへこたれない粘り強さを手に入れ、前に進む力を養う。

 

これは自分を高めるためにも必要なスキルだと思ったので、グリットを鍛える方法と、グリットの重要性を紹介しようと思います。

 

才能では成功できない

才能の思い込みについて面白い研究があります。

 

長年にわたって、いくつかの調査で次のような質問が行われました。

 

「成功するためには、才能と努力どちらがより重要だと思いますか?」

 

アメリカ人の場合「努力」と答える人の方が2倍も多かったそうです。こうした結果は、運動や音楽家を対象とした研究でも同じ結果が出たそうです。

 

しかし、ある実験をしたところ全く逆の結果が表れました。

 

その実験では、参加者(プロの音楽家)に対し、同等の実績を持つ2人のピアニストのプロフィールが紹介されました。次に、参加者達は、その2名のピアノ演奏を収録した五回演奏を聴き比べました。しかし、実際にはある一人のピアニストが、同じ曲の別の運を演奏していました。

 

参加者にとって明らかな相違点は、2名のピアニストの紹介です。一人は「天才」、もう一人は「努力家」。

 

 

すると、この実験では、先ほど紹介した「才能よりも努力が重要」というアンケート調査の結果とは矛盾する結果が出ました。

 

楽家たちは「天賦の才」に恵まれたピアニストの方が評価が高かったのです。

 

 つまり、多くの人が「努力」の方が大事だと考えているのにもかかわらず、人間というのは「才能」に目を奪われやすく、「努力」に目がいかなくなるということです。

 

そして、この現象は才能のある人と自分を比べる時に悪影響を及ぼします。

 

偉業を達成した人であっても必ず「努力」をしています。

 

しかし、多くの人が「アインシュタインは天才だから。。。」などと努力に目を向けず、天才という神格化を行うことで自分とは違う人間だと思い込み、ラクをしているのです。

 

 

 

グリットの2重性

才能だけでは成功できないのであれば、何が必要なのでしょうか?

 

本書では「才能」から偉業などの「達成」に至るまでの過程を説明する、二つの簡単な方程式が紹介されています。

  1. 才能 × 努力 = スキル
  2. スキル × 努力 = 達成

才能とは、努力によってスキルが上達する速さの事。一方、達成とは、修得した技術を活用することによって得られる成果の事。

 

スキルを習得するには才能がある方がもちろん有利なわけですが、少なからず努力も必要です。また、どんな天才でも偉業を成し遂げるには問題にぶち当たり、それを解決するまでの努力が必要です。

 

スキルというのは努力によって生産的になるのです。

 

 

グリットを鍛える方法

本書に書かれているGRITの鍛え方をざっくりとまとめると上記の6つです。

 

その中でも、私が実際にやり抜く力を鍛えるために使っている方法である「努力に目的を持つこと」「社会的帰属感」「成長マインドセット」の3つを解説していきたいと思います。

 

 

1.努力に目的を持つ

受験勉強の目的ってなんでしょうか?

 

当然、志望校に入るために勉強をしますよね。

 

高校3年生にもなると必死に勉強したり、全力までとはいかなくても1年生の頃に比べれば、勉強の量を増やすなど、努力をするようになったのではないでしょうか?

 

1年生の頃は特に「志望校に入る」という目的がない、または目的意識が薄弱だったためにそこまで勉強を頑張ってやっていたわけでもない。2年、3年生と勉強をする「目的」意識が強くなったから努力をするようになる。

 

努力を続けるには、「目的」が必要であり、さらに努力には「意図」をもうけることが必要だと書かれています。

 

努力に意図を設けるとはどういうことかというと、

 

単に100時間勉強しようとするのではなく、1点に狙いを定めるのです。

 

まず、この分野で、このくらいの成績を目指すなど戦略を立てるということ。そして、その戦略のフィードバックを行い、成績が上がらなければどの戦略が間違っていたのか分析し、次の戦略を立て、また試すという改善のサイクルを実行します。

 

目的があることで努力が継続し、意図があることによって自分の成長スピードが上がるのです。

 

意図の練習が無ければ、自分の思うような結果が出ずに努力を諦めてしまうかもしれません。むやみに勉強をしても結果が出なければ、勉強のモチベーションが下がり、サボってしまいかねません。

 

意図の練習をすることで、確からしい戦略を立てて結果を得ることが、さらなる努力を生むのです。

 

 

2.社会的帰属感

努力を継続するためには「誰かの役に立っている」という感覚が大事です。

 

この話を読むと何か気が付きますよね?

 

以前に私が書いたアドラー心理学でも似たようなことが書かれていましたね。

人は幸せを感じるためには他者貢献が必要。それに似たような話が「GRIT」でもでてきます。

 

部活でこれでもかというほど辛い努力をする理由ってなんでしょうか?

大富豪の社長が働き続けている理由は何でしょうか?

 

これらの理由は社会の役に立っている、学校や、チームのためになっているという「社会的帰属感」があるからです。

 

GRITを鍛えるには自分の努力が誰の役に立っているのか、誰に何を与えることができているのかと考えることが大事です。

 

 

3.成長マインドセット

成長マインドセットとは、人間は変われる、成長できると信じていること。

 

成長思考を持っている人は、チャンスと周囲のサポートに恵まれ、「やればできる」と信じて一生懸命努力すれば、自分の能力をもっと伸ばすことは可能だと考える傾向にあります。

 

もう一つの考え方が固定マインドセットです。

 

固定思考を持っている人は、スキルを習得することはできるが、それには才能によるところが多きいと考える人の事です。

 

努力よりも「才能」に目が行ってしまっては当然GRITは鍛えられません。

 

しかし、厄介なことに、どれだけ「成長マインドセット」を持っている人でも、次期によって「固定マインドセット」になりえます。

 

「努力してもどうせ失敗する」「自分には才能が無い」という考えが沸いてくることが多くなってきたら、自分は今、固定マインドセットになっているなと気づいてください。

 

そして、成長マインドセットを得るために「言葉遣い」を変えましょう。

 

「才能や結果」という言葉をやめて、「努力やプロセス」に変えるだけで考え方が前向きになりやり抜く力が身につきます。

 

私もこうやってブログをやり続けていられるのは結果よりも「努力」や「目的」を大事にし言葉遣いにも注意しているからです。

 

始めの頃は閲覧数も少なく、よくブログをやめようかな。。。と思っていましたが、そういうときにふと思い出すようにしています。

 

「なんのためにブログを書いているのか」「どんな意図の練習をしているのか」

その際に、「才能」や「結果」という言葉を使わないのがポイントです。

 

そうすると、固定思考だった私は自然と成長思考にもどり、やる気が内側からメラメラと湧き上がってきます。

 

「目的」を自分に思い出させて、戦略を練り努力を繰り返す。これがグリットを鍛えるうえで大事なことだと思います。

 

 

まとめ

グリットの重要性と鍛え方についてまとめました。

 

成長マインドセットを身につける事によって「GRIT(やり抜く力)」がつき、人生が変わります。

 

グリットのメリットは「過去」の失敗などに関係なく、今行動するだけで1年で人生が変わる可能性を秘めていることです。

 

皆さんも諦めず挑み続け「やり抜く人」になりましょう!

 

私は失敗などしていない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ

byエジソン

今回はこのへんで!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初出掲載:2020年4月28日