【12%減】ストレスを減らす単純な方法「ストレス3種の神器」
どうも!KaiToです!!
この「ストレス対策シリーズ」では、
鬱病、パニック障害を経験した私が、学生時代をどのようにして乗り越えたか、
ストレス過多な社会でどのようにストレス対策をするべきか、
数多くあるストレス解消法の中で、実際に試してみたものを紹介させていただきます。
ということで、今回は【ストレス対策シリーズ9】です!
目次
この方法はどんな人におすすめ?
- 慢性的なストレスに悩まされている人
- 強力に効くストレス解消法を知りたい人
- 勉強の成績を上げたい学生
- ストレスを減らし挑戦力をあげたい人
慢性的なストレスに悩まされると、何をしてもネガティブな思考がループしてしまいますよね。
明日も学校か、、。明日も仕事か、、。みんなの前で恥をかきたくない、失敗したくない、失敗したら笑われる、、嫌われる、、なんてことを反芻してしまう人も多いと思います。
私の場合は中学時代がまさにそんな状態でして、
次の日が来るのが憂鬱でしかたがなく、
夜更かしをして、ゲームやアニメ、SNSなどで現実逃避に走っていました。
この問題を解決するためにはストレス解消法を実践していくしか方法はありません。
ストレスを軽減できれば、不安も減り、チャレンジ力がつきます。
学生であれば、ストレスが減ることで勉強も捗り成績もあがります。
記憶力や学習力を司る前頭葉という脳の一部があります。ここが活発に働くとスムーズに記憶が定着するわけですが、最近の研究ではストレスによってこの前頭葉の働きが鈍くなるということが分かったのです。
ストレスを減らすだけで、成績も上がり、挑戦力もつくことで仕事での成果も上がりやすくなります。
ストレス解消によってもたらされる効果はそれだけ大きいのです。
しかし、「ストレス解消法」というのは世の中に溢れかえっていて、どのテクニックがどれだけ有効なのか分かりませんよね。
そこで今回私が紹介するのは「ストレス解消法 3種の神器」の1つエクササイズについて紹介します。
単純ですがかなり効果的なものですので最後まで読んでください。
3種の神器 エクササイズ
運動がストレスに効くと言われれば納得する人も多いと思います。散歩するうちに心が晴れたり、部屋の片づけをしていると気分がスッキリしたり。
運動経験がない方でもこのような経験があるのではないでしょうか。
実際、科学の世界ではエクササイズのストレス解消効果はもはや常識です。
1990年代から運動とメンタルに関する研究が進み、高い効果が繰り返し実証されてきたからです。
イリノイ州立大学などの大規模な研究があります。
この研究は、過去15年間にでた膨大な論文から精度が高いデータだけを選び、「日常の運動でどれだけメンタルが強くなるのか」をチェックした内容。
その結果を簡単にまとめると、「20分の早歩きでも人間の不安は大幅に減る」というものでした。
筋トレやランニングをする必要はなく、ほんの少し早歩きしただけであなたのストレスは一気に改善するのです。
運動しないのは憂鬱になる薬を飲んでいるのと同じ
運動がメンタルの改善に役立つのは、身体を動かすことで、脳の機能を高める物質が分泌されるからです。
運動をすることでアドレナリンやドーパミン、セロトニン、エンドルフィンが出ることによって気分が良くなるわけです。
「ランナーズハイ」という言葉がありますが、まさにこの例の1つです。
これらのデータを受けて、現在ではアメリカ心理学会(APA)も精神の健康維持のためにエクササイズを推奨。
ハーバード大学の心理学者タル・ベン・シャハー教授などは「運動をしないのは憂鬱になる薬を飲んでいるようなもの」とまで言い切るほど。
まさに科学が認めた最強のストレス対策と言えます。
ストレスに強くなる運動の最低ライン
どんな薬でも、正しい用量と用法を守るのが肝心。手始めに、ストレスに強い心を作るための運動の最低ラインを押さえておきましょう。
そこで参考になるのが、HUNTという最大級の健康データベースをつかった2017年の観察研究です。33908人の男女を11年間に渡って追跡し、運動とメンタルの関係を徹底的に調べています。
この研究では、エクササイズの種類を「運動の辛さ」によって3つの分類に分けました。
- 軽い運動:何分やっても汗はほとんどかかず、息も上がらないレベル。運動中に会話ができる程度のもの。ウォーキングやストレッチなど
- 中程度の運動:じっとりと汗をかいて呼吸が上がるレベル。会話はほとんどできない。ランニングやジョギングなど
- 高強度の運動:運動が終わった後にへとへとで立ち上がれなくなるレベル。マラソンやインターバルトレーニングなど
そして、分析の結果わかったのは次のような事実です。
軽い運動を週に1時間するだけでメンタルの悪化リスクは12%下がる
つまり、ストレスに強くなるのに辛い運動は不要。ちょっとしたウォーキングやストレッチを1日10分前後ずつ実践しておけば、あなたのメンタルはかなり良い影響がでるわけです。
まとめ
慢性的なストレスに悩まされると「やる気」そのものが無くなってしまいますよね。
そんな悩みもウォーキングやストレッチのような軽い運動でそのストレスが解消されます。
私は学生の頃、土日に散歩を1時間ほどしていました。平日でも良かったのですが、引きこもっていたため平日に外に出るのは罪悪感があったんですよね。
土日ならみんなが休みですのでその罪悪感もなく外出できたんです。
散歩をするだけで気持ちがどんどん前向きになっていきます。
やることは至って単純ですが、「軽い運動」をとり入れるだけでストレス対策になるわけですから、皆さんのストレス解消法の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
※「この程度ならやっているよ」という方にはこちらのストレス対策をお勧めしています↓
ちなみに今回の記事は私の経験とこちらの書籍を参考にさせていただきました。↓
よかったら読んでみてください。
今回はこのへんで!
ではまた!