【5分でできる】コミュ障向けの人脈術「スーパーコネクターを探せ!」
どうも!KaiToです!!
この記事では私が読んできた100冊以上の本の中で、
どうすれば「自分を高める」ことができるのか、
悩んでいる皆さんにぜひ読んでいただきたい本を紹介させていただきます。
ということで、今回は【自分を高めるおすすめの本⑫】です!
目次
はじめに
今回紹介する本は「コミュ障でも5分で増やせる 超人脈術」です。
これまでの記事でも紹介してきました「突破力」や代表作「超集中力」をはじめとした、
数多くのベストセラーを手がけるメンタリスト「DaiGo」さん著書の本です。
「DaiGo」さんの本はかなり読みやすくできていて、
私のように「今まで本なんて読んでこなかったよ」という方でもスラスラ読めてしまうつくりになっています。
本書の構成は、
- 人脈を停滞させる5つの誤解
- 幸福にしてくれる「ネットワーキング」について
- スーパーコネクターとのつながり方
- 幸せをもたらす「3人の友達」の作り方
- 人間関係がストレスに変わる罠を見抜く
- カリスマ的な魅力を手に入れる方法
となっています。
この本はどんな人におすすめ?
- 新生活で友達を作りたいけどどうしたらいいか不安な方
- 新社会人になってどんな人脈を作るべきなのか悩んでいる方
- 人間関係で悩み、ストレスを抱えている方
- カリスマ性を発揮したい方
「自分を高める」ためにも人脈は必要です。
人脈づくりというと、内向的な方は、
苦手なんだよな、、、
と思われる方も多いと思います。しかし、多くの方が思い描くような人脈づくりをする必要は全くなく、なんなら5分で人脈を作れる方法があると言ったらどうでしょう?
このテクニックを使えばコミュ障な方でも自分を成功に導く人脈作りができます。
今回は、その人脈作りの鍵となる、
「スーパーコネクター」の作り方を紹介したいと思います。
スーパーコネクターとは?
スーパーコネクターとは、簡単に言うと顔の広い人。
職種や年齢、地域、趣味などのジャンルを横断し、様々な人とつながりがある人です。
友人、知人の数が多く、なおかつ、新たな出会いへの意欲を持ち、行動し続けます。
イギリスの人類学者ロビン・ダンバー教授は、
「私たちが親しいつながりを持てる相手の人数は、150人程度が限界である」
という説を提唱しています。
この上限数はダンバー数と言われており、一定の信憑性を持つ「人間関係の規模の限界を示す目安」として使われています。
150人。。。
人付き合いが苦手な人ならうんざりする人数ですよね(笑)
ところが、生まれつき人間関係を築くことが得意な人たちがいます。
それがスーパーコネクターです。
普通ならしばらく連絡を取っていなかった人に頼みごとをするのは億劫な気持ちになりますが、
スーパーコネクターはまったく躊躇せずに連絡し、頼みごとができます。
生まれつき人間関係を築くことが得意な性格であり、なおかつ意識的にその能力を伸ばした人がスーパーコネクターです。
スーパーコネクターとつながる4つのテクニック
内向的な人が人脈を作るためには、スーパーコネクターに狙いを定め、つながりをつくることで、あなたの思い描く理想的なネットワーキングが実現に近づきます。
人脈のキーとなるスーパーコネクターとのつながり方
- 「人脈ネットワークマップ」を使って探す。
- 「リコネクティング」でつながりを作り直す。
- 「最適な接触回数」で距離を縮める。
- 「ポジティブ・ゴシッピング」で親密度を高める。
困ったとき、悩んだとき、相談相手が欲しい時、適切な人物を紹介してもらえる状態程すばらしいことはりません。
上記の4つのテクニックを使ってスーパーコネクターを探す方法、彼らと近づくための戦略を見ていきましょう。
1.「人脈ネットワークマップ」を使って探す
1つ目のテクニックは、スーパーコネクターがどこにいるのか探る方法です。
探し方のテクニックは2つあります。
1つは、「野良スーパーコネクター」を見つける方法です。
スーパーコネクターは基本的に、友人、知人、友人の知人など、とにかく他人を食事会やパーティー、会合に誘うのが大好きです。
そこで、「人を誘っている人」を探します。
例えば、取引先の紹介で参加した会合や、知人のツテで顔を出したイベントで、現地にいる人に「今日は誰と来られたのですか?」「他にご存じの方はいらっしゃいますか」と質問しましょう。
何人かに話しかけると、「あの人の紹介で」とその場の多くの人を集めたスーパーコネクター候補が見つかります。
あとは、「紹介してもらっていいですか?」と言えば、相手に断られることはまずありません。
スーパーコネクターの人脈はツリー状に広がっていますから、会場での聞き込みによって本人にたどり着くことができます。
もう一つは既にあるあなたのネットワークから、スーパーコネクターを再発見する方法です。
A4サイズのノートなど、少し大きめのメモを用意してください。
縦に線を2本書いてメモを3分割します。それぞれの枠の1番上に左から順に「ビップ」「ブローカー」「コネクト」と書き込みましょう。
- 「ビップ」の枠の中には、あなたにとって大事な人の名前を書く
- 「ブローカー」の枠には、そのビップを紹介してくれた人の名前を書く
- 「コネクト」の枠には、そのビップをあなたが紹介した相手の名前を書く
これはアメリカのケロッグ経営大学のブライアン・アジー教授が、「現時点で自分がどれだけ最適な交際関係を持っているかを把握する方法」として提唱する「ネットワークマップ」の作成方法です。
最も重要なのはブローカーの枠に登場する人物です。
この枠の中に何度も登場する人がいれば、その人物があなたのネットワークにいるスーパーコネクターです。
あなたが書いたネットワークマップにはブローカー枠に何度も登場する人物がいたでしょうか?
その人は、あなたにとって大切なスーパーコネクターです。関係性をより深められるように後述するのテクニックを用いて心がけましょう。
2.「リコネクティング」でつながりを作り直す
2つ目のテクニックは、「リコネクティング」です。
これまでにあなたが作ってきたネットワークから、スーパーコネクターとのつながりを作り直す方法です。
リコネクティングは再接続するという意味で、「しばらく連絡していなかった友達や知人に連絡しましょう」ということです。
連絡手段は、電話でもメールでも手紙でも構いません。
「最近どうしてる?」と声をかけることで、眠っていたネットワークを復活させ、その向こうにいるスーパーコネクターとのつながりを作り直すのです。
いつも顔を合わせている上司や同僚と飲みに行っても、目新しいアイデアや、ぶつかっている壁をブレイクスルーするような解決策はできません。
そんな時こそリコネクティングして、久しぶりに会う友達と意見交換をましょう。いつもとは異なる視点から、アイデアやヒントを得ることができます。
例えば、大学時代の友人と再会すると、10年間会っていなかったとしても、距離感が一気に縮まっていきます。
これはすでに1回作ったネットワークであり、お互いの得意なこと、好きなことを理解しており、チームになったときの役割分担にも共通認識があるからです。
そのため、すぐに以前の関係性で会話をすることができ、しかも、その流れた時間によって、それぞれがそれぞれに経験や情報を蓄積しています。
3ヶ月に1回程度、「最近連絡を取っていないな」と思う人を電話帳から探し、連絡を取ってみる癖をつけましょう。
リコネクティングによって新たなつながりが生まれるはずです。
3.「最適な接触回数」で距離を縮める
3つ目のテクニックです。
スーパーコネクターとの出会いを高めつつ、「この人は!」と思える人との距離を縮めるための、科学的に最適な接触回数について紹介します。
アメリカのアイヴァン・ミズナー博士は、ネットワーキングの効果を高める方法として、交際すべきグループを4つに分類し、1つに偏るのでなく、それぞれに割く時間を均等にすることを推奨しています。
- カジュアルコンタクト:日常的に会社や取引先などで顔を合わせる人たち。 仕事で使われるネットワークを大事にするポイントは「相手の好きな分野、得意な分野でアドバイスを求めること」です。
- インテリジェンス・ネットワーク:仕事に関する知識について、会社外も含めた門的な知識を有するネットワークの事です。会計士、弁護士だけでなく、IT技術者、コンサルタントなどその道のプロである専門家を大事にします。
- ストロング・コンタクト:勉強会や飲み会、休日のゴルフといった趣味の場面で定期的に会う専門的なネットワークのことです。
- オンラインネットワーク:フェイスブックやツイッターなど、SNS上のネットワークのことです。リンクトインのような専門的な人材が集まるネットワーク上で、強く関わり合う時間を持ちましょう。
以上のうち、ミズナー博士は「ほとんどの人が、仕事(カジュアルコンタクト)の関係とオンラインネットワークが半分半分になっている」と指摘しました。
この4つの関係に費やす時間を25%づつに分け、偏らない関係を持つことを勧めています。
科学的に証明された、相手の好意が増す接触回数とは?
私たちは、同じ人に何度も会うと相手を好きになるという本能があります。心理学では「単純接触効果」と呼ばれています。
アメリカのノートルダム大学の研究によれば、最低でも15日に1回のペースで相手とコンタクトを取らないと、好意が薄れていくことが分かりました。
ちなみに「接触」とは、実際に合って話をすることに限りません。電話やメール、LINEのやりとりでも十分です。
例えば、スーパーコネクターと交わした会話に関連のある記事のリンクや、写真などの情報をストックしておき、10日に1回のペースでメールします。
ポイントは、煩わしくなく印象に残る絶妙な感覚でやり取りすることです。
5分もあれば実行できるネットワーキングの方法なのでぜひやってみてください。
4.「ポジティブ・ゴシッピング」で親密度を高める
発見したスーパーコネクターと長年続く親密な関係を築くには、メールやLINEだけでは足りません。
やはり面と向かってのコミュニケーションも必要です。
そのとき、どんなことに気を配るとより確実に、より早く打ち解け、親密度を高められるのでしょうか。
心理学の知見に基づいた会話術を4つめのテクニックとして紹介します。
私たち人間は、類人猿と同じく、社会的な動物です。周囲の人たちを通じて、社会の脅威やストレスから身を守り、それを進化の糧としてきました。
霊長類の集団は、他の動物と違って、社会的なまとまりを維持するために「絆」を結ぶのです。その絆の土台となるのが、「この人は信頼できるという感覚」、信頼感です。
スーパーコネクターがあなたに信頼を持ってくれるように導きましょう。
人付き合いが極端に豊富なスーパーコネクターの周りには、常に数多くの人たちが集まっています。
そんなネットワークの中心にいる相手だからこそ、「ポジティブ・ゴシッピング」という会話テクニックがよく効きます。
「ポジティブ・ゴシッピング」とは、その場にいない第三者のいいところを語り、積極的に褒める噂話です。
アメリカのオハイオ州立大学の実験によれば、他人のことを積極的に褒める人ほど、相手から親近感を持たれる傾向があることが分かっています。
もし、あなたが、スーパーコネクターからの信頼を勝ち取りたいと思っているなら、こんな風にポジティブ・ゴシッピングを使っていきましょう。
「〇〇さんは本当に人格者ですよね」
「先週の企画は大成功でしたね。幹事の〇〇さん、企画から当日の動きまで完璧でした」
スーパーコネクターとつながっている人たちを、本人のいないところで褒めましょう。これだけで、スーパーコネクターが抱くあなたへの印象はポジティブなものになっています。
まとめ
人脈は大事と分かってはいても、具体的に何をすればいいのか分からないものですよね。特に内向的な人のための人脈術なんてなかなか書籍を探していても見つかりません。
しかし、本書を読むことで、
内向的で口下手な人でも、以上の4つのテクニックを使うことで、ネットワークの中心にいるスーパーコネクターと特別な関係を築くことができます。
しかもたったの5分でできるわけですから手軽ですよね。
これなら、内向的な私でもできるなって気がします(笑)
本書には、スーパーコネクターの話以外にも、
自分の性格に合ったネットワークの作り方や、人間関係がストレスになる罠の見抜き方、カリスマ性の鍛え方など書かれているので気になるかたは読んでみてください↓
今回はこのへんで!
ではまた!