テレワークのメリットとは?在宅勤務はほとんどの人に向いている理由
どうも!KaiToです!!
今のご時世、テレワークをやられている方も多いのではないでしょうか。
私の会社もテレワークになっていまして、在宅でモニター越しに研修を受けています。
テレワークを初めてやってみた方で、なかなか自宅では集中力が続かず、自分には向いていないんじゃないかと不安になる方も多いと思います。
私もそのうちの一人です(笑)
しかし、実際にはテレワークには大きなメリットがあったり、自分にはテレワークがあっているにもかかわらず、上記のような不安に悩まされている場合があります。
せっかくの在宅勤務ですので、そのメリットを学びつつ自分がテレワークに向いているのかどうか判断したいですよね。
というわけで、今回は師匠の動画から学ばせていただきました↓
目次
テレワーク4つのポイント
フロリダ国際大学がテレワークについて研究したみたいです。
全員に自宅で働いてもらい、その効率を確かめるということを行っていますが、その際に、4つのポイントをチェックしました。
- 仕事の複雑さ
- 問題量
- 相互依存
- ソーシャルサポート
1.仕事の複雑さ
難しい仕事や頭を使わないといけない複雑な仕事をしている人は、在宅ワークに向いているのか向いていないのかということを調べたのが一つ目のポイントです。
2.問題量
解決しなくてはいけない問題の量や、扱うべき問題の量が多い人は、在宅ワークに向いているのか向いていないのかということを調べたのが二つ目のポイントです。
3.相互依存
これは簡単に言うと同僚たちの助けをどれぐらい受けているかということです。普段一緒にチームで仕事をしているような人たちは、在宅ワークに向いているのか向いていないのかということを調べたのが三つ目のポイントです。
4.ソーシャルサポート
先ほどの相互依存レベルは、頼る同僚がいるのかどうなのかということですが、ソーシャルサポートは、周りから仕事の一部を行ってもらえるとか難しいところを助けてくれるといったことが多い仕事をしている人は、在宅ワークに向いているのか向いていないのかということを調べたのが四つ目のポイントです。
私はIT企業のコンサルを務めている(まだ研修中)わけですが、コンサルを行う以上、お客様と直接対面して行うことが多いと思うんですよね。
また、しばらくは上司とともにお客様のもとに出向きコンサルを行うものだと思っているので「テレワークには向いてない職業なのかな」と思っちゃったりします。
一応DaiGoさんは「ほとんどの人がテレワークに向いている」とおっしゃっているので、その理由を見ていきましょう。
ほとんどの人がテレワークに向いている
先に言っておきますが、在宅ワークはほぼ全員の方に向いています。
この 「向く」という定義にもよりますが、ほとんどの場合、会社で行なっている作業効率とほぼ同じレベルか、それ以上のレベルのパフォーマンスを発揮することができるのが在宅ワークです。
ですから、基本的にはテレワークにしたほうがいいのは間違いありません。
基本的にはテレワークにした方がいいわけですが、そんな中でも効果が上がりやすい人を調べたというのが今回の研究です。
その結果わかったこととしては、在宅ワークがとても向いている人の四つの特徴がわかっています。
テレワークを行う中でも特に効果が上がりやすい人たちがいるみたいですね。
どういった人たちなのでしょうか??見ていきます。
テレワークに向いている4つの特徴
- 難しい仕事をしている人
- 仕事の量が多い人
- 同僚に頼っている人
- 周りが自分を助けてくれない職場で働いている人
複雑な仕事を抱えている人ほど
まず一つ目として、複雑な仕事を抱えている人ほど、在宅で仕事をした方がパフォーマンスが上がり、それだけでなく、会社からの評価も高かったということが分かっています。
つまり、複雑な仕事を抱えている人の方が、会社に行くよりも家出した方がはかどるし、仕事のパフォーマンスも上がったということです。
その上会社からの評価も高くなっていました。
問題の量が多い人ほど
そして二つ目として、解決するべき問題の量が多い人ほど、なんと在宅ワークが向いているそうです。
仕事をたくさん抱えていて、やらなくてはいけないことがたくさんある人ほど、在宅ワークに向いているということです。
在宅の方が、仕事もたくさんできるようになるしパフォーマンスも上がるということです。
普段同僚に頼っている人ほど
三つ目としては、普段同僚に頼っている状況が多い人ほど、実は、在宅で仕事をした方が在宅ワークのメリットを得やすくなるということも分かっています。
周りの同僚に頼っている人ほど在宅ワークをしたほうがいいということです。
ブラックな環境の職場ほど
そして最後に、自分のことをあまり支援してくれない職場、つまり、周りの人があまり助けてくれないギスギスした職場で働いている人ほど、在宅ワークのメリットを得やすくなったということも分かっています。
まとめると、基本的にはどんな仕事をしている人でも、自宅に仕事をした方がパフォーマンスは上がるものですが・・・
最後の4つめは普通にブラックな企業っぽくて在宅勤務以前に転職を考えたほうがいい気が(笑)
それにしても、同僚に頼っている人も向いているというのは意外ですね。
その理由もあるみたいなので見ていきましょう。
テレワークのメリットを得られる理由
まず、複雑な仕事を抱えている人や、抱えている問題ややらなくてはいけない仕事が多い人は、自宅で仕事をした方が邪魔が入らなくなります。
邪魔が入らないおかげで能率が上がるということです。人が仕事をしているのに、どうでもいい雑談を振ってくるよ上司がいたりしないわけです。
実際には、職場で仕事をしていると、仕事をしていても色々な邪魔が入ってくるものです。
人間の集中力というものにとって、邪魔されない環境がいかに大事なのかということをほとんどの経営者が理解していません。
ですから、複雑な仕事を抱えている人や、解決しなくてはいけない仕事の量が多い人ほど、在宅ワークをすることによって仕事の効率が上がるのは、結局は、集中力の問題だということです。
そして、職場で同僚に頼る人の方が在宅ワークで仕事の能率が上がるというのは、とても意外な気がすると思います。頼れる人がいなくなってしまうのに、なぜ仕事の能率が上がるのかということになります。
これは、自宅で仕事をした方が自立心が芽生えるからです。
自分の自宅ですし、同僚が目の前にいないし相談してもすぐに返事が返ってくるわけでもないので、自分でやるしかないという状況になります。
それにより、ちゃんと自分の頭で考えて仕事をするようになるので、最初は大変だとは思いますが、しばらく続ければちゃんと仕事ができるようになり、自立心が芽生え作業効率が上がるということです。
ですから、経営者の皆さんは、仕事ができないと考えている人ほどテレワークにしてあげたほうがいいということになります。
仕事ができない人をテレワークにすることによって、自力で問題を解決する手法を学んでくれるので、会社にとってもその方がいいはずです。
年功序列でただ上に上がり椅子に座ってふんぞり返り、特に仕事もしなくても給料がもらえている管理職の人達は、テレワークにされると非常に困るわけです。
そして、周りから支援してもらえない職場は、そもそもブラックな職場です。このようなブラックな職場は仕事の能率を当たり前ですがとても下げてしまいます。
ですから、自宅で仕事をするようにしたほうがパフォーマンスが上がるということです。
これは考えれば当然のことですが、周りが助けてくれない職場なのに、なぜわざわざそこに集まる必要があるのかということになるはずです。
若干長いので平たくまとめると、
- 邪魔が入らないので集中力が持続する
- 自立心が芽生えるので長期的に仕事ができるようになる
- ブラックな職場から離れられるのでパフォーマンスが上がる
ということみたいですね。
※生産性が上がるのは上司の指示が的確な場合に限るそうです
確かに在宅勤務をすることで自立心が芽生えたほうが、自分でできる仕事の幅も広がりますし、自分で考えるようになるので長期的にみれば仕事の効率がよくなるというのもうなずけます。
実際にテレワークをしている感想
テレワークと言ってもまだ仕事をしているわけではなく研修を受けているだけなのですが、初めての試みということもあり、なかなか思うようにはいかないですね。
在宅勤務の初日は、研修生約50人がZOOMにログインしているのを確認するだけで、午前中が終わってしまいました。
慣れてしまえばなんてことないのですが、それまでが大変ですね。
ただ、1番感じていることは、上記の通り「自立性」が高まったということです。
今までの研修では、同期のメンバーや講師にすぐに聞くことができましたが、
在宅勤務になると自分でやらざる得ないことが増えます。すると、今までは「これはできないな」と思ったものはすぐに同期に聞いていましたが、
「自分の力だけでやらなくては!」という意識が強くなります。最初からそれぐらいの意識をもってやれって話なんですけど(笑)
まとめ
今回はテレワークのメリットと向いている人についてまとめました。
最近はコロナの話題ばかりで暗い雰囲気ですが、こういう時だからこそ、いろいろと試せることってありますよね。
コロナをチャンスととらえてテレワークのメリットを最大に活かしましょう!
今回はこのへんで!
ではまた!
(参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1529100615593273
Per Sjögren, et al, ”Stand up for health―avoiding sedentary behaviour might lengthen your telomeres: secondary outcomes from a physical activity RCT in older people”(2014) Tammy D. Allen, et al, “How Effective Is Telecommuting? Assessing the Status of Our Scientific Findings”(2015))