KaiToブログ

学生時代に鬱病、パニック障害を患いながらもITコンサル(東一)に就職。メンタルがやられ、乗り越えたからこそ分かる正しいストレス対策やそこまで自分を高めてきた方法をご紹介。社会人1年目、23歳のブログ。毎週日曜更新。

不況時にリターンを増やす考え方

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どうも!KaiToです!!

今回は、まったくの投資初心者である私が、

 

投資を始めるにあたって、本から学んだことを紹介していきたいと思います。

 

ということで、今回は【投資初心者におすすめの本シリーズ4】です!

 

目次

 

 

はじめに

今回紹介する本は「投資で一番大切な20の教え」です。

 

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本書はリーマン・ショックで最も稼いだ運用会社」としてしられるファンド「オークツリー」の会長である「ハワード・マークス」さん著書の本です。

 

帯には「世界一の投資家バフェット推薦」とあります。

 

どうやらあのウォーレン・バフェットが気に入りすぎて、自分の株主総会にてこの本を配布したとか。

 

帯のコピーだけで惹かれてしまいますよね。

 

 

この本はどんな人におすすめ?

  • 不況時の投資テクニックが知りたい人
  • 投資の落とし穴について知りたい人
  • 投資リスクについて学びたい人

2020年、コロナショックの影響で株価が暴落していますね。

 

最近では若干持ち直してはいますが、石油の価格がマイナスになったりと、他のところでも影響が出始め、徐々に株価も落ちていくと思われます。

 

メディアなどではリーマンショックを超える不況」がくるなんて言われたりすると不安になりますが、

 

そんな不況時に使えるのは「リーマンショック」で最も稼いだ運用会社のテクニックや平常心を保つための心理術が役立つのではないでしょうか?

 

不況時だからこそ、平常心を忘れてはいけません。投資についてのリスク分析をし、不況時でハマる落とし穴にいち早く気づく必要があるのです。

 

本書はそのヒントとなる至言が宝の山のように集まっています。

 

紹介したい名言が数多くありますが、今回は私の心に響いたものを紹介していきたいと思います。

 

 

サイクルに注意を向ける

ほとんどすべてのものにはサイクルがある、と肝に銘じることが必要不可欠だと思う。確信をもって言えることはあまりないが、これだけは確かだ。いつだって振り返れば物事はサイクルに従って動いている。ひたすら一方向に動き続けるものなどない。

空に届くまで伸びる気はない。また、ゼロになって終わるものもほとんどない。そして、今日の出来事を未来に当てはめる事へのこだわりほど、投資家の健康を脅かすものはない。

投資の世界において、これをすれば必ず儲かる。なんてものはあり得ません。

 

絶対にこうだ。という断定できるものはほとんどと言っていいほどありませんが、

長い歴史を振り返ると必ずサイクルがあります。

 

不況時や、株価が上がりまくっている時ほど、冷静になって「サイクル」に目を向ける必要がありますね。

 

我々の結論はこうだ。サイクルの上昇局面でも下降局面でも、ほとんどの場合、未来は過去と非常によく似た状況になる。そして、反転すると判断するのにふさわしいタイミングがある。相場が低迷し、周りの誰もがタダ同然の価格で売りたたいているときがそうだ。相場が過去最高の水準にあるときに、過去に一度も実現していない都合のいい理屈に飛びつこうとするのは危険である。だが、人はこうした過ちを犯してきたのであり、それはまた繰り返されるのだ。

私のように投資初心者であれば、これまでのトレンドをそのまま未来に当てはめようとしてしまいますよね。

 

ここ10年ほどはITバブルと言われ、これからもIT企業の株価は伸びていく。

 

このコロナの影響下でもIT企業は強いわけですが、果たして本当にそうでしょうか?

 

一度冷静になって考えさせられますね。

 

 

心理的要因の悪影響をかわす

飽くことのない欲求、機会逸失のおそれ、他人と比べる傾向、集団の影響力、「確実に儲かるもの」に対する幻想。

これらはほぼ普遍的な要素であり、互いに絡まりあって、ほとんどの投資や市場に強い影響を及ぼす。その結果、人は過ちを犯すのだ。そして、その過ちは広範囲にわたり、幾度となく頻繁に繰り返される。

他人が犯す過ちなどの非効率性は、すばらしいチャンスを与えてくれます。

 

他の人と差をつけるためには、過ちを犯す側ではなく、見極める側でなければなりません。

 

強欲と楽観主義が組み合わさるたびに、人々は高いリスクを取らずに高リターンを狙う戦略を採用する、人気の証券を高すぎる価格で買う、すでに過大評価されている資産をまだ値上がり余地があるとみて保有しつづける、といった行為を繰り返す。自分たちがみな間違っていた、つまり非現実的な期待をふくらませ、リスクをないがしろにしていたとわかるのは、後になってからだ。

コロナショックで大きく株価化が下がりましたが、2020年4月には再び株価が持ち直していますよね。

 

この心理って個人的には「楽観性」が働いているような気がします。

 

このコロナウイルスの影響だけの視点でみれば、一時的なもので、落ち着いてからV字回復すると思われますが、

 

コロナウイルスによって予期しないところで影響が出てくるのではないでしょうか?

 

一つ一つは小さな要因でもそれが重なってくると、投資者心理としてはどんどん不安が大きくなり売りに走っていくと思うんですよね。

投資初心者の私の考えなので参考になりませんが(笑)

 

強欲の対局は恐怖であり、これが第二に考慮すべき心理的要因である。投資の世界において、恐怖は論理的かつ実際的なリスク回避意味する言葉ではない。むしろ、強欲と同様に行き過ぎた様子を示すのでってどちらかというとパニックに近い意味を持つ。

つまり、恐怖はいきすぎた懸念であり、しかるべき建設的な行為を投資家が実践に移すのを妨げるのだ。

 

 初心者の人が唯一勝てる方法があるとすれば、投資家心理を読むこと。

これだけだと思っています。

何年も投資をやっている方であれば、経験であったり、テクニカル分析であったりと知識も豊富でとても初心者に勝ち目がありません。

しかし、今のような不安や恐怖によって株価が下がるようなときこそチャンス。そう思っています。

 

 

まとめ

コロナウイルスのニュースが多くこれだけメディアが不安を煽っている中でも株価が上がったりと投資の世界は難しいですね。まだまだ勉強不足です。

 

投資について詳しくなれば、どれだけの素晴らしい世界が待っているのでしょうか。

 

私の場合、もし、ある程度利益を上げることができるようになったら、「思い込み」によって客観性を失うことが目に見えています(笑)

 

これから先、リーマンショックや、コロナショックなどの大きな逆境に立ち向かう時に本書を読むことによって一度冷静になれればいいなと思っています。

 

長期的な投資を考えている方にとっては至言集と言える書籍です。

 

今回はこのへんで!

 

ではまた!

 

(注)投資は自己責任でお願いします。

 

 

 

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初出掲載:2020年4月28日