【投資経験ゼロの方】株の銘柄選びに迷ったら?「3つのポイントで判断」マンガで分かる最強の株入門
どうも!KaiToです!!
今回は、まったくの投資初心者である私が、
投資を始めるにあたって、本から学んだことを紹介していきたいと思います。
ということで、今回は【投資初心者におすすめの本シリーズ②】です!
目次
はじめに
今回紹介する本は「マンガで分かる最強の株入門」です。
本書の著者は 宇垣 理さんです。
20年以上の株式投資の経験を元に経済関係の書籍から、
ビジネス、サブカルチャー、スポーツなど幅広い分野で執筆しています。
主な著作に「FXで毎日を給料日にする!」「いちばんカンタン!株の超入門書」などがあります。
この本はどんな人におすすめ??
- 株式投資って何かイマイチ分からない人
- 株を買ってみたいけど、どんな銘柄を選べばいいのか分からない人
- 読書が苦手で読み終える自信がない人
「株」という言葉を聞くと、
「やった方がいいんだろうけどなんだか難しそう」
と思われる方が多いのではないでしょうか。本書はそんな疑問を分かりやすく1から解説しています。
本書を読むことで、
株式投資でどうやって利益を得られるのか、どのような分析をすればいいのか。
投資初心者には分からなかったことが、本書では分かりやすく書かれているので、投資初心者にはぴったりの1冊です。
また、文章だけでなく、漫画でも解説されているので、読書が苦手な方でもスラスラと読めるようになっています。
今回は株式投資でどうやって利益を出すのか、どのような指標をみて株を買うのかという点をまとめていきたいと思います。
株で利益を得る3つの方法
- 値上がり益
- 配当
- 株主優待
1.株の値上がりを狙う「値上がり益」
株式投資で利益を上げる方法は、大きく分けて3つ。
そのうちの1番の割合を占めるのが「値上がり益(キャピタルゲイン)」です。
株が安い時に購入して値上がりしたときに売却すれば、その差額分を利益として受け取ることができます。
ただし、値上がりすると見込んで購入した株が値下がりするケースは珍しいことではありません。
そのため、どの企業の株を購入するか慎重に見極める必要があります。
2.利益の一部が還元される「配当」
企業は事業によって利益が出たら、その1部を株主に還元します。これを「配当」といい、利益を得る2つ目の方法です。
ただし、全ての企業で配当があるわけではありません。
純利益が赤字の会社であれば、配当を出すことは厳しく基本的には好業績の企業が高配当を出します。
業績が良くなれば配当が増え(増配)、業績が悪くなれば配当が減る(減配)か、配当そのものが無くなる(無配)こともあります。
3.嬉しいオマケ「株主優待」
株式投資で利益を得る3つ目の方法が「株主優待」です。これは投資家が投資先の企業から受け取るオマケのようなもの。
オマケの内容は企業によって様々ですが、その多くは会社の製品やサービスとなっています。
また、配当同様、全ての上場企業が株主優待を実施しているわけではありません。
株主優待の有無や内容は各証券会社のHPなどで確認しましょう。
株価が「高い」「安い」の見分け方
株価が高すぎる(割高)か、安すぎる(割安)かは単純な価格の比較ではありません。この先上昇するかを考えたうえで、株価自体の水準を押さえる必要があります。
ではどうやって株価が高いのか安いのか見分けるのでしょうか?
本書には、初心者むけに3つの指標が紹介されています。
株価の「高い」「安い」を判断するモノサシ3つ
言葉だけなら聞いたことがあるかもしれませんが、いまいち分かっていない人も多いですよね。
それぞれ説明していきます。
1.「PER」で利益から考える
株価に大きな影響を与える業績の動向。その中の利益を株価水準のモノサシにしたのが、株価収益率(PER)です。
PERを見ることによって投資した金額が何年で回収されるかが分かります。
PERは「株価を1株あたりの利益で割る」と求めることができ、数値が低いほど割安と判断できます。
2.「PBR」で資産から考える
会社の資産から株価水準を計る方法もあります。株価純資産倍率(PBR)といい、株価を1株当たりの純資産で割って算出します。
PBRは仮に会社が解散したとき、株主にどれだけ取り分があるかを示した数値です。
例えば、PBRが2倍の会社があるとします。この時に会社が解散したら、株主の取り分は投資金額の2分の1ということになります。
PBRの数値が低いほど割安ということになり、もし1倍未満ということになれば、株価は底値圏にあるという見方もできます。
3.「ROE」で経営効率から考える
会社が効率的な経営を行っているかどうかを表す指数が株主資本利益率(ROE)です。
ROEの数値が高ければ、「会社が利益を上げるために上手な経営を行っている」ことになり、経営手腕が評価され将来の業績アップ、株価上昇が期待されます。
一般的にROE10%以上が効率のいい経営をしているかの目安になります。
「税引き後の利益を株主資本で割って」算出するROE。株価によって変動するわけではないので、PERほど頻繁に数値が変わることはありません。
銀行や、生命保険会社といった株を大量保有する安定株主が重視する指標です。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットですらPERやROE(条件付き)をみて銘柄選びをしているらしいので、
初めて株を買うという方はこちらの指標をまずは参考にして購入するのもありだと思います。
慣れてくればまたさらに詳しい分析方法もみにつくと思うので
まとめ
本書では、これまで資産運用などに興味がなかったという初心者でもすぐに株式投資に挑戦できるよう、ノウハウが分かりやすく解説されています。
ただし、注意してほしいのがいくら知識をみにつけたからといっても実践しなければ意味がないということです。
よく投資を自転車に例えられますよね。
目の前に自転車があっても、実際に乗らなければ自転車の恩恵を受けられません。
そして、最初はだれもが転んで痛い思いをしますが、転んだという失敗から学び、徐々に自転車に乗れるようになり前に進むことができます。
株も同じで、始めたからと言ってすぐに成功するのは稀だと思います。
何度も痛い失敗をして前に進んでいく。失敗を繰り返していく中で、実践に対する勘を養っていくものです。
私は本書を読んでまずは、米国株を1株だけ購入してみました。
1株であれば、利益もほとんどありませんが、損失もたかが知れているので、勉強目的で購入しました。
皆さんもまずは少ないリスクで投資を始めてみてはいかがでしょうか??
(注)投資は自己責任でお願いします。
株式投資は面倒だ!という方には投資信託についても書いていますのでどうぞ↓
今回はこのへんで!
ではまた!