【毎月500円から】投資信託の選び方5か条【若いうちから資産形成戦略】
どうも!KaiToです!!
今回は、まったくの投資初心者である私が、
投資を始めるにあたって、本から学んだことを紹介していきたいと思います。
ということで、今回は【投資初心者におすすめの本シリーズ①】です!
目次
はじめに
今回、紹介する本は「投資信託はこの9本から選びなさい」です。
本書の著者はセゾン投信社長の中野晴啓さんです。
セゾン投信の社長ということもあって、セゾン投信の営業トークも多少ありますが、
投資信託の基礎的なことがちゃんと解説されているので学べることが多かったです。
本書の構成は、
ざっくりいうとこんな流れになっています。
投資ってやったことがないと多くの疑問がありますよね。
私の場合
などなど分からないことでいっぱいでしたが、
そんな不安も本書でばっちり解説されているので安心してください。
仕組みが分かると、
証券会社にこれだけの手数料は払いたくないな、、、
など色々なことが見えてきます。
また、「どんな投資信託を選べばいいのか」全く分からな人にとって、
本書で1つの選び方が学べるので投資初心者にはもってこいの1冊だと思います。
今回は投資信託の選び方に注目して、紹介していきたいと思います。
投資信託の選び方5か条
- 信託期限が無期限か
- 分配金を全額投資できるか
- 購入手数料がゼロで、運用管理費用が低いか
- 純資産残高が増えているか
- 小額からの自動積立か
1 信託期限が無期限か
本書での「良い投資信託」というのは「長期の資産形成に適したファンド」と定義されています。
複利の魔法という言葉をご存じでしょうか??
例えば、月々3万円を積み立てて、7%で運用したとすると、
積立合計金額は20年で720万円ですが、
運用すれば約1500万円になります。
さらに長期でみると
40年で元金1440万円が約7457万円に増えることになります。
これが複利の魔法です。
複利の効果を最大限に発揮するためには20年、30年、40年といった長期での運用ができる投資信託が適しています。
そのため、長期投資に適した投資信託というのは、信託期限が無期限のものになります。
2 分配金を再投資に回してくれるもの
「分配金」というのは非常に魅力的なものですが、長期投資を行う上では将来的な大きな資産をつくることができなくなります。
時間割引率という言葉をご存じでしょうか?
これは、人間というのは将来の大きな利益よりも、目先の小さな利益を重視しがちという心理学の専門用語です。
「毎月分配型ファンド」などはまさにこの人間の心理をついた投資信託です。
非常に魅力的なものに見えるかもしれませんが、長期での運用を考える場合この「分配型」は有害以外の何物でもありません。
大事なのは、運用によって得られた収益をすべて再投資に回して資産を大きく育てていくことです。
具体的な例を見ていきましょう
100万円を投資した場合(年利7%)
1年で
分配金を再投資した場合 107万円
分配金を再投資しなかった場合 107万円
↑ここでは当然差がでませんね。
20年後
分配金を再投資 約386万円
分配金を再投資しなかった場合 約240万円
20年でも約150万円もの差がつきます。
さらに長期で見てみると、
30年後
分配金再投資 約761万円
分配金を再投資しなかった場合 310万円
同じ100万円の投資でも2倍以上の差になります。
上記のように長期投資を行う場合は「分配金を再投資できる」ものを選びましょう。
3 購入手数料がゼロで運用管理費用が低いこと
長期投資をするならば、コスト意識はしっかり持たなくてはいけません。
コストが高いからと言ってリターンが高くなるなんてことは無いので要らないものにお金を払う必要はありません。
購入手数料に関しては購入するたびに手数料を取られるとそれだけ運用効率が低下するので、購入手数料がゼロのノーロード型の投資信託を選ぶべきです。
運用管理費用も低いに越したことはありません。
4 純資産残高が増えているか
投資信託を選ぶ上で一番大事なこと
なぜなら、資金が流出状態の投資信託には様々な意味でリスクが高まります。
- 資金が抜けていくことで運用難状態に陥る
- 運用資金が減ってくると、最後には売るに売れないようなゴミ資産が残る
- 繰上償還に追い込まれる
そのため資金が流入状態にあるのかチェックする必要があるのですが、
現在のところ、個人投資家には知りえない状況らしいです。
ですが、大まかな判断はつけられます。
それは、過去の純資産残高の推移をチェックし、時間の経過とともに増加傾向になっている投資信託を選ぶことです。
また、相場が悪くても、それに連動せずに純資産残高が横ばいや、微増の投資信託を選ぶべきでしょう。
純資産残高の規模が30億円を割り込んで、どんどん少なくなっているようなものには手を出さない方が無難です。
5 銀行口座から「自動積立」が可能なもの
積立投資の場合のポイントは、必ず「自動積立」ができることです。
自分で毎月1万円で買い付けられれば問題ないですが、そんなに人間の意志力は強固なものではないですよね。
それだけの意志力がある人ならダイエットも成功し、運動も続き、欲に負けることのない生活を送っているというわけですから。
人間の行動で一番難しいことが「継続すること」だと言われています。
そんな難しい手間を省けるわけですから、「自動積立」できるものがいいですね。
まとめ
以上の5つのポイントが投資信託を選ぶ上でのものさしとして紹介されていました。
この条件がそろっている投資信託はかなり限られるので、選択疲れも軽減できます。
私はこの5つのポイントを満たし、かつ税金が優遇される「つみたてNISA」にも対応されている投資信託を選びました。
毎月自動引き落としをする手続きに時間がかかっていますが、来月から毎月1万円で資産運用スタートです!
具体的な銘柄は省きましたが、
本書には毎月500円から始められるものなども紹介されています。
気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください。
皆さんもまずは小額投資から始めてみてはいかがでしょうか?
(注)投資は自己責任でお願いします
今回はこのへんで!!
ではまた!!